1959-04-08 第31回国会 参議院 大蔵委員会 第26号
政府においても、もちろん慎重な検討がされておると思いますけれども、場当り式に、何でもかんでも借りて仕事をすればいいのだというような考え方でいかれ、しかも、それが、直接国民の生活とは関係がないといえば言えるくらいのものですね。間接的にあるかもしれませんが、すべて大きな基幹産業を重点にいろいろな借款を受けるということになると、また、その点でも問題があるのではないか。
政府においても、もちろん慎重な検討がされておると思いますけれども、場当り式に、何でもかんでも借りて仕事をすればいいのだというような考え方でいかれ、しかも、それが、直接国民の生活とは関係がないといえば言えるくらいのものですね。間接的にあるかもしれませんが、すべて大きな基幹産業を重点にいろいろな借款を受けるということになると、また、その点でも問題があるのではないか。
特に、過去の実績は、保守党のいう農村振興策なるものは、かなり場当り式であることと同時に、ごまかしを多く含めたものであることを物語っているのであります。だから、去る三月十二日の本院において、自民党の綱島議員が、本法案の質問に際して、「農村人口は全国の三九%を占めているにもかかわらず、その所得は一六%を下っているのであります。」と言わざるを得なくなっております。
だから、私をして言わしむれば、政府の徴税の方式は場当り式である。だからもっと、さっき小柳委員の言うように、根本的なやはり税制体系というものを作るべきである。これは私はぜひ大蔵省にやってもらいたいことだと思う。
従って、ここでは場当り式の整理をやるということだけでこの事態を解決するのではよくないと思うのです。私はこういうような整理を行うに当りまして、その監督の任に当っておられます大臣並びに総裁が、こういうような非常に矛盾しました内容を持っている——しかもそこで整理をやるというときに、場当り式な整備ではいけないのだ。
そこらあたりがどうも、政府が場当り式のもので、長い目で見るということが——今日、政府のやっておることは遺憾ながらわれわれにぴったり来ない。
そういうようなことは、これは幾ら議論をしても、これは確かに景気が私どもの考えておるよりは悪くなりましたと、こう言ってしまえばそれまででありますけれども、国家予算なり国鉄の予算というものを編成する場合に、そういう場当り式のことをやってはならぬ。
たとえば大臣の代理であれば、赤城さんが外国へ行ったあと代理として指名されるくらいの権限があれば、政務次官というものは非常に有効で、いつでも代理として十分論争をかわしても何でもないと思うのだけれども、どうも政務次官の性格は場当り式に御答弁をしていればそれで終りだという印象が大へん強い。
そこで競輪場を自粛せしめて四日制あるいは三・三制でやっているということですが、そういりような場当り式のものでなく、たとえば東京の後楽園とか川崎というようなところでは、夏なんかはナイターでやってもけっこうじゃないかと思う。
ところが、今職員局長の御答弁を承わったりあるいは副総裁のお話を伺っていますと、これは、計画はもう計画なんだ、これはどんどん進めるべきだ、しかし、その計画を実行していく過程で発生をしてきた人の問題については、特別に最初から計画も何もなくて、場当り式にこれの転職のあっせんをするとか、あるいはまた若干の退職割増金等を出して処理をしていく、こういうことで、何かしら人の問題は計画の根幹をなしていないような印象
場当り式でございます。少くも、今日になりますと、遠洋漁業の政策はかくあるべきである、あるいは北洋漁業の問題はかくあるべきであるとか、沿岸漁業の問題もやはりかくあるべきであるという政策に基いて計画性を織り込まなければならぬと私は思っておるのでございます。
そこまでお考えになってこの法律案をお出しになったかどうか、そこまで考えないで、とにかく政府は運用部資金を出さない、そうすると五カ年計画は困る、建設資金が不足しているから、何でもかまわないからこれを五カ年間延長せよというその場限りの考え方で、場当り式の考え方で出したとするならば、これはわれわれは十分論議を尽さなければならないと思う。この辺の見解はどういうことなんですか。
○飛鳥田委員 最後に申し上げますが、もしこの増強問題に関して一度も成案に達しないで、なおかつ場当り式に増強をせられるとあなたがせられるならば、それはあなたの重大なる政治的な過失になりますぞ。それでよろしいのですか。もうこれ以上伺いません。
ただ場当り式にやることは現政府のやり方でありまして、少しも遠大な理想とか計画とかを持つてやつていないことを物語るものと私どもは考えております。これら二点に対して明確なるお答えを願いたいと思います。
○山手委員 本会議が始まりまして時間がありませんので、今日はこの程度にしておきたいと思いますが、私どもは貿易の面が非常に重要な段階に来ておるし、これが日本の自立経済の上で決定的な役割を果すものであるという考えを持つておりますが、どうもこれが比較的、軽はずみというわけではありませんが、素通りさせられて、業界でも議論が場当り式になつて行きがちのように私は考えておりますので、この法案については今日はこの程度
インフレ要素の問題に対する構想と、国内におけるあるいは生産あるいは国土開発等に必要なる経費、両者相反撥するこの二つの重大なる要素を調整して、まず大きな財政的構想ができ上つて、その構想の一環として、このたび補正予算が提出されるということでなければならぬのでありますが、大蔵大臣にその構想も着想もあるいは準備もなく、ただ盲やみで手にさわつたものだけをつかみとつて、補正予算に投げ込んで提出するというような場当り式
その立案にのつとつて、また財政の裏づけをして行くという御意思だけははつきりしておりますので、この点の細目につきましては、水産庁と大蔵省と交渉してもらえばよいし、また農林大臣がここに出席されましたので、農林大臣と大蔵大臣との間にきめていただけばよいのでありますけれども、漁業制度改革が遂行できなければ——すなわちこの漁業法に織り込んであるところの免許料、許可料の問題でありますが、場当り式で、資金の裏づけなり
極端に言えば、各道府県からの基礎的資料を十分持たないで、そのとき場当り式の計画を立てて来て出した場合に、これをどう見て行くか、あるいはあらゆる資料から——もう少し詳しく申し上げれば、北海道であるならば道庁、試験場あるいは検査場、その他いろいろこうしたような公の機関が、すでに漁業権の補償の対象とすべき年度において、はつきりした資料によつてこれを押えて行くというのであれば妥当でありますけれども、そういうものがなくして
○横尾国務大臣 ただいま場当り式の計画とおつしやいましたが、私はできますならば定めましたる基準は永久にそれによつて行くようなものを考えたいと思つております。場当りは、これはお話のように私は好まないものであります。それから審議会の答申は今日に相なりましてまだ見ておりませんので、これに対してお答えをし得ないことをはなはだ遺憾に考えます。